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2010201120122013

12.11.28 第20戦ブラジルGPを終えて

ブラジルGPは、前週にあったアメリカGPとドライタイヤが同じハードとミディアムという硬めのコンパウンドだったんですが、やはりドライコンディションではタイヤをうまく使うのがすごく難しかったです。


オースティンは路面が新しいこと、さらに路面温度が低かったこともありましたが、今回は逆に路面温度が高いんだけどタイヤが硬くて動かないという状況で、金曜日はリヤタイヤがすぐにオーバーヒートしてしまっていた。

でも予選前に雨が降ったことで、予選第1セッションの走りはじめは濡れたところでタイヤが冷えていい手応えはありました。だから決勝レースは雨が降ってくれたらと願っていましたが、本当に降ってくれましたね。

 

 

 

決勝レースはまず、いいスタートが切れて、4コーナーでの混乱も避けることができて1周目にポジション上げることができました。あの時は目の前でクラッシュがあって、本当に当たったかと思うぐらいギリギリでしたね。その後ウエーバーとの接触があって、フロントウイングが壊れたんですけど、インターミディエイトに履き変えるタイミングで交換できました。インターミディエイトのペースはよかったし、その後、ドライタイヤに履き変えて、とくにセーフティカーラン明けの2周ぐらいはこのままもっと前まで行けるんじゃないかというぐらい速かった。ドライだとオーバーヒート気味だったリヤタイヤに、あのコンディションでは他のクルマよりも速く熱が入ったおかげだと思います。残念ながら他のクルマのタイヤに熱が入り出すとついていくのが難しかったですけど、最後にまたインターに履き変えたらまたペースが戻ってきました。じつは最後のピットインのタイミングは、僕自身はその1周前からインターだ、と伝えてましたんですけど、その分のロスとピット作業の遅れとかがなければもった上位にいけたかなとは思います。

3年間戦ったザウバーでの最後のレースを、難しいコンディションでしたが入賞で終えることができましし、自分自身力を出し切って楽しくレースができました。2012年は日本GPで表彰台も獲れたけど、非常に難しいシーズンですごく自分のためになった1年になりました。

いま2013年に向けた活動に専念しています。単純に僕のわがままかもしれないけれども、僕にとってレースに意味があるのはレースに勝つことなんです。やっぱりトップチームで走りたいし、今のF1では、そのためにはただ走って結果さえ出せばいいという状況ではないのも事実です。

 

おかげさまで「KAMUI SUPPORT」も続々とみなさんからのご支援をいただき本当に感謝しています。少しでも早くいいニュースを届けられたらと思っています。今シーズンみなさんからのいろいろな応援が本当に励みになりました。これからも小林可夢偉をよろしくお願いいたします。

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