REPORT

2010201120122013

10.03.16 バーレーンGPを終えて

う~ん、正直めっちゃ悔しい開幕戦になってしまいました。自分ができることは全部やって準備してきたんですが、結局のところ金、土、日の3日間、クルマの問題を解決することに精いっぱいで、自分の好みにセッティングを煮詰めていくという状態ではなかったです。


症状としては全体的なグリップ不足。木曜日の夕方にエンジニアのフランチェスコたちと新しくできたセクター2を下見に行ったんですが、金曜日フリー走行で走り始めたときから、ここでまともに前が見えへんくらいクルマの底打ちがひどくて、ライン取りとか全然思ったとおりに走れなかった。たとえばバンプだけやったら、いろいろ出来るんですけど、とにかくグリップがないから跳ねる。ただ、その原因がそもそも本来持っているグリップがなくなることに問題があるのか、最初っからグリップしていないのか…。予選で2秒も離されるのはおかしいですから。ともかく全体的にグリップをあげないといけない。単純に。めっちゃ難しいですけどね。そういえばドライバーズパレードの時に、ジェンソン(バトン)からも「おまえのクルマめちゃくちゃ跳ねてるなぁ」と言われましたよ(苦笑)マクラーレンはストレートがめっちゃ速かった。時速10キロは違いましたよ。

予選が終わったときに悪い夢が全部本当になってしまったような気がしたんですけど。決勝レースも、なんかテスト長めのランをやったぐらいで終わってしまいました。

 

スタートは路面の汚れがひどい偶数側で、グリップしなくてホイールスピンが多くて良くなかったんです。1コーナーでインに入ったら、前で白煙が上がってまわりが真っ白になって、とにかくどこにクルマがいるか分からんから、みんな異様な動き方をしながら行きたい放題という感じでした。ただ、みんなが慌ててよけている間に、僕は普通にコースを走って前に出ました。

ただそのあとプライムタイヤがなかなか温まらなかったんです。前にいたクルマはみんなオプションタイヤを履いていたから、タイヤの暖まりも早かったんだと思いますけど、彼らについていこうとちょっとプッシュしすぎて、ブレーキでタイヤをロックさせてフラットスポットを作ってしまったんです。オプションタイヤでスタートしていたペドロを前に出した時も、僕の方があとでオプションタイヤをつけるから気にしてませんでした。

なんとかあと4~5周走って、オプションタイヤに履き替えて、残りの200kmをもっと速いペースで走る予定だったんですけど、その前にクルマが壊れてしまいました。油圧はいきなり落ちて、ひとつのコーナーでまずパワステがなくなったあと、ギヤが2速から変わらなくなったんです。コースサイドに止める場所がなかったから、どうしようかなぁと思って、結局GP2のピットレーンに入って止めました。オプションのペースがどうだったか見たかったです。

 

話はいきなり変わりますが、実は僕、寝つきがすごく悪いんですね。寝ようと思って目をつぶっても、いろいろと変に考えすぎていて、これ、これ、これ、といろいろ思い浮かんで、寝るのに時間がかかってしまうんですね。特に今週末みたいな状況だとそれが嫌だったから、金曜日は寝るために晩ご飯を食べながらビールをひとくち飲みました。ちなみに普段は別に日本食にこだわっていませんが、サーキットでの朝食はおにぎりです。僕、どうも小麦粉系がダメらしいんです。今年の初めにチームで検査をしてもらったら、消化するのが遅いらしくて、走る前はパスタもパンも食べないほうがいいと言われた。おにぎりが1番いいらしい。だから今年は食生活も変えて頑張ってます。

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