REPORT

2010201120122013

11.11.15 アブダビGPを終えて

アブダビは、路面温度が凄く変化するので、そこにうまくあわせてセッティングをしなければいけないのがひとつの特徴です。インドでチームランキングでラ イバルに並ばれてしまったので、とにかく全力でやることが一番大事だし、最後まで諦めずにいいレースがしたいと思っていました。


金曜午後1時から始まった1回目のフリー走行は、とにかくクルマがスナッピーでした。夕方から始まった2回目のセッションでは、路面温度が10℃以上低く なって、タイヤの熱入れが難しかったですね。タイム的にはライバルと僅差で、韓国やインドよりも良くなっていたように見えたもしれませんが、実際にはグ リップが全然足りなくて、決していいと言える状況ではなかったです。

 

土曜日の予選ではとにかく新品タイヤがダメでした。連続周回をしても最後までグリップを見つけることができなかった。結局僕のQ2のベストタイムは、Q1 で履いたソフトタイヤを使った最初のランのタイムなので、その後新品タイヤを履いて出ていった時よりも、中古の方がグリップしていたのは不思議でした。ガ ソリンが軽くなると余計にダメで、クルマ的にもダウンフォースをめいっぱいつけていた状況だったので、正直どうしようもなかったです。ただ、決勝レースに向けてはいつも以上に燃料を積んだ状態での確認をやっていたので、タイム差はそんなにないし、落ち着いてうまくやればポイントは獲れると思っていました。

 

決勝はミディアムタイヤでスタートして1ストップ作戦の予定でした。いいスタートを決めて1周目に5つ順位を稼いだのに、ミディアムタイヤのペースが思っ ていた以上に伸びなくて、3つポジションを落としてしまったので、予定より早くソフトタイヤに履き替えました。個人的にはこのミディアムでもうちょっと引っ 張って、1ストップを狙いたかったのが本音です。それがもったいないですけど、硬い方のタイヤは僕がとくに使いにくくなっていた。ソフトタイヤでのペース はよかったけれどもで、やはりミディアムでうまく走れなかったのが残念でした。そういう意味では厳しいレースではあったけれども、ポイントを獲れてよかっ たし、チームにも感謝したいです。

 

8戦ぶりの入賞ですが、満足というよりもなんとか仕事ができてよかったという思いが強い。ホっとしている場合ではないし、次のブラジルが今年の最終戦なの で、なんとかこのポジションを守れるようなパフォーマンスを見せたいなと思います。みなさま応援よろしくお願いいたします。
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